💓【からだのふしぎ】
「こころとからだはつながっている?感情と身体のふしぎな関係」
1⃣ 緊張するとお腹が痛くなるのはなぜ?“脳腸相関”ってなに?
大事な発表の前や、試験の朝、急にお腹がゴロゴロ…。
実はこれ、「気のせい」ではありません!
🔍言葉で図解!
① ストレスや不安
↓
② 脳が「危機」と判断 → 自律神経が乱れる
↓
③ 腸の動きが過剰 or 停滞 → 下痢・便秘・痛みが出る
このように「脳と腸はお互いに影響し合っている」ことを脳腸相関といいます。
しかも腸には**脳に次ぐ神経細胞の多さ(約1億個以上)**があり、「第二の脳」とも呼ばれているんです!
🧠→🫃 こころの状態が腸に現れるって、本当に身体って正直なんですね。
2⃣ 心がザワザワすると“胸がドキドキ”するのはなぜ?
誰かに告白する前、怖い映画のシーン、怒りがこみあげた瞬間――
私たちは「感情」を感じたとき、よく“胸”にその影響が現れますよね。
🔍言葉で図解!
① 強い感情(緊張・恐怖・興奮)
↓
② 自律神経が交感神経モードに切り替え
↓
③ 心拍数UP/血圧上昇/呼吸が浅くなる
→ いわゆる「ドキドキ」状態に
これは、体が「戦う or 逃げる」ために準備態勢に入っている証拠。
いわば“本能のスイッチ”が入っている状態です。
💡逆にリラックスしているときは、副交感神経が優位になり、心拍も落ち着いて穏やかになります。
感情=自律神経の反映。こころと体はまさにつながっているんです。
3⃣ ストレスで風邪をひきやすくなるのはなぜ?
「忙しいときほど風邪をひく」って経験、ありませんか?
それ、気の緩みじゃなくて科学的に説明できる現象なんです!
🔍言葉で図解!
① ストレス → コルチゾール(ストレスホルモン)が分泌
↓
② 長期間続くと免疫細胞の働きが低下
↓
③ ウイルスに負けやすくなる → 風邪・感染症にかかりやすく
ストレスは短期的には体を守りますが、長期化すると免疫力を下げるというデメリットがあります。
🛡️つまり、心の健康はそのまま“体の防御力”にも直結しているということ!
4⃣ 涙が出るのは心が反応してるだけじゃない!?
悲しいとき、嬉しいとき、感動したとき…人は涙を流します。
でも、なぜ「感情」によって“目”から水分が出るんでしょうか?
🔍言葉で図解!
① 感情の高ぶり(悲しみ・喜びなど)
↓
② 視床下部が刺激 → 涙腺に信号が届く
↓
③ 涙が分泌される(感情性の涙)
面白いのは、「感情の涙」はストレスホルモンを含んでいて排出の役割もあるという説があること。
つまり、涙を流すことで心を“リセット”している可能性があるんです。
🌧️→🌈 泣いたあと、スッキリするのはそのせいかもしれませんね。
🎀まとめ:こころと身体は“二つでひとつ”の関係
今回のテーマを通してわかるのは、感情が身体にリアルに影響するということ。
逆に、身体のケアが心を穏やかにしてくれることもあるんです。
- 深呼吸で落ち着く
- 散歩で気分転換
- 泣いてスッキリ
- お腹が痛いときは、まず心も整える
「こころ」と「からだ」は切り離せない。
どちらも大切にすることで、もっと元気に、もっと穏やかに生きられるはずです。
コメント