👁👂👃【からだのふしぎ 第3章】
「見える・聞こえる・におうはどうして?五感のヒミツを解き明かす!」
1⃣ 涙はなぜしょっぱい?ただの水じゃない!
泣いたときに口の端から流れてきた涙をちょっと舐めてみたら…「しょっぱい!」
実は、涙はただの水ではなく、**体を守る“防御液”**でもあるんです。
🔍言葉で図解!
涙の成分:
① 水分(潤い)
② 塩分(電解質)
③ リゾチーム(抗菌成分)
→ 目をうるおしながら、細菌からも守っている
さらに、涙には「感情の涙」「刺激の涙」「潤いの涙」の3種類があり、
悲しいときの涙はホルモンやストレス物質も含まれていることがわかっています。
つまり、泣くことで心もスッキリするのは、生理的なデトックスなんです!
2⃣ 鼻は“空気のフィルター”?においってどうやって感じてる?
花の香りやおいしそうな匂い、逆に「うっ…」となる臭いも、全部鼻が感知しています。
でも実は、鼻の役割は「においをかぐ」だけじゃないんです!
🔍言葉で図解!
① 鼻毛や粘液 → ホコリ・ウイルスをキャッチ
② におい分子 → 鼻の奥の“嗅上皮”へ
③ 嗅細胞が信号 → 嗅神経を通じて脳へ伝達
→ 脳で「これはラーメン!」「これはガス臭い!」と判断される
👃鼻はまさに空気の入り口にある高性能センサー&フィルター!
また、嗅覚は記憶や感情と深くつながっているため、「昔のにおいで一気に思い出がよみがえる」なんてこともよくあるんです。
3⃣ 目が見える仕組みはカメラと同じ?光を“翻訳”してる!?
目って「光を感じる器官」とは聞いたことあるけど、実際どうなってるの?
実は人間の目は生きたカメラのようなものなんです。
🔍言葉で図解!
① 光が目の中に入る(角膜 → 水晶体でピント調整)
② 網膜に像が映る(カメラのフィルムのような役割)
③ 視神経が情報を脳へ送信
④ 脳が“画像処理”して「見える!」と感じる
つまり「目=レンズ」「脳=画像処理ソフト」のような連携プレイ!
しかも、上下逆さまに映った映像を脳が自動で補正してるって…すごすぎます。
👁そして、色や明るさ、動きまで正確に読み取れるこの仕組みは、人類の進化のたまものです。
4⃣ 耳は音を聞くだけじゃない!? 平衡感覚をつかさどる“ジャイロ”だった!
耳は「聞く」ための器官…と思いきや、実はもっとすごい仕事をしています。
🔍言葉で図解!
耳の中には2つのシステム:
① 聴覚器(蝸牛)→ 音の振動を感じて脳へ伝達
② 平衡器(三半規管+耳石器)→ 体の傾き・回転・動きを検知
→ どちらも前庭神経を通じて脳とつながっている
ジェットコースターでぐるぐるしたあと気持ち悪くなるのは、耳の中の平衡感覚が混乱するから。
また、三半規管の水のような液体(リンパ液)の動きが**「今、自分がどう動いているか」を判断する材料**になってるんです。
👂つまり、耳は**「聞く」と「バランスを取る」を両方担当しているスーパーマルチセンサー**なんですね!
🧾まとめ:五感は“生きるための高性能デバイス”
目・耳・鼻、それぞれが驚くほど高機能で、私たちの命を支える“超ハイテクな装置”だということがわかりました。
普段何気なく「見て」「聞いて」「匂っている」ことも、実はすごく緻密なしくみによって支えられているんですね。
次回「第4章」では、**“こころと身体のつながり”**について掘り下げていく予定です。
ストレスで体調を崩すのはなぜ?「ドキドキ」はどこから来る?…そんな“こころと体の交差点”のふしぎをお楽しみに!
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